蒼月
そんな気分じゃないや
別に悲しくもないし
十字架握り締めて
僕は何処へも行ける
雨降りの夜に咲いた
花だけを見てる
煙吐き出したら
何も言えなくなる
赤く染め抜く空が陰り始めたら
壊れかけの世界が今灰になって
零れ落ちた透明の中見えてるのは
滲む蒼い月
知ったような顔して
遠く眺めてる
空気が凍り始め
僕だけを突き刺すように
繰り返し絶えることなく続いてく事
流れていく星と一緒に消えていった
振り返り幾度となく願ったものは
あの頃と同じ